スイッチ交換には電気工事に関する資格が必要?依頼はするべき?
住まいを毎日明るく照らしてくれる照明ですが、もしもスイッチが壊れてしまったら灯すことができません。スイッチがもしも壊れてしまったら交換する必要があります。
そこで、この記事では電気工事の1つ「スイッチ交換」に注目します。必要資格や依頼についても詳しく解説しますので、ぜひご一読ください。
住まいのスイッチにはどのようなものがある?
住まいに欠かせない電気ですが、新築時に配線工事を実施することにより、各室内にあるコンセントやスイッチに電気が供給されています。
エアコンのようにリモコン操作ができる、スイッチが不要な家電製品にはコンセント、照明のように高所にある設備でリモコンがないものはスイッチで操作をします。
では、住まいのスイッチにはどのようなものがあるでしょうか。実はスイッチには豊富な種類があるため、故障時などのスイッチ交換の際には利便性が高い新製品へと変えることもできます。
1.片切スイッチとは
多くの住まいで活用されている「片切スイッチ」とは、電源のオン・オフを操作する極めてシンプルなスイッチです。スイッチを押すだけで操作したい照明などの電源を切り替えることができます。
広く使われているスイッチですが、料金が安く操作性が簡単であり、人気が安定している種類です。
2.センサースイッチとは
高齢者の暮らすご家庭などで広まっているセンサースイッチとは、人などを感知することで電源をオン・オフできるスイッチです。
感知によって動くため、センサースイッチと呼ばれています。高齢者になると夜中のお手洗いが増加しやすく、電気をオン・オフすることもひと苦労です。
そのようなときにセンサーで廊下やトイレの電源が操作できると安全ですよね。センサースイッチは防犯対策の現場でも多く使われており、近年は一般家庭の屋外にも設置する方が増加しています。
3.ほたるスイッチ
暗くなるとスイッチに内蔵された小さなライトが付いている場所がありませんか。暗闇の中でスイッチを探さなくても良いように、小さく明かりが付いているスイッチをほたるスイッチと呼びます。
ほたるスイッチはリビングなど、人の出入りが多い箇所のスイッチにあると大変便利で、スイッチ交換工事の際にもご要望が多い製品です。
4.タイマースイッチ
ついつい付けたままになってしまう照明には、タイマースイッチの導入もおすすめです。タイマースイッチとは一定の時間が過ぎると自動的にオフになってくれるもので、屋外にセンサースイッチの間隔で導入することも可能です。
このように、スイッチにはさまざまな種類があります。特にセンサースイッチやタイマースイッチは利便性が高く、暮らしの不便さやうっかりミスをカバーしてくれる便利なアイテムです。
スイッチの故障にはどう対処する?スイッチ交換工事とは
暮らしに欠かせないスイッチがもしも壊れてしまったら、一体どのように対処するべきでしょうか。結論からいうと、「スイッチ交換」が必要です。
スイッチ交換工事は電気工事の1つとして行われています。
スイッチ交換の電気工事には資格が必要?
スイッチ交換の電気工事は、DIYで対処することができません。電気工事士の資格が必要となる工事です。日本国内でスイッチの交換工事に従事する場合は国家資格である「電気工事士」を有している必要があります。
配線工事やブレーカーの交換工事などと同様の扱いとなるためご注意ください。電気工事士は、電気設備の施工や点検、保守などに関する業務を行うことができる国家資格です。
ご自宅のスイッチ交換で巣と、簡単に交換できそうなパーツも販売されており、DIYをしたくなるかもしれません。しかし、配線を誤ってしまうと漏電などのトラブルに発展する可能性があります。
スイッチ交換の工事はYouTubeなどの動画でも紹介されていることが多いですが、真似をして工事するのではなく、電気工事の専門家にご相談ください。
なお、業者によっては取り付けしてほしいパーツの持ち込みに対応している場合もあります。
電気工事士の資格とは
日本においては、電気工事に従事する際の事故などを未然に防ぐため、国家資格制度が導入されています。コンセントや照明の交換、取り付け工事の際にも電気工事士の資格が必要です。
電気工事士の資格とは、第1種電気工事士と第2種電気工事士の2種類があります。
今回解説しているスイッチ交換工事は、一般的には第2種電気工事士でも対応可能です。
もしも、今後ご自宅の電気工事はDIYしたいと感じたら、難関資格ではありますが資格取得に年齢や学歴の制限がないため第2種電気工事士を目指すことがおすすめですよ。
なお、工場など、大型施設などに必要な電気工事への従事には第1種電気工事士の資格が無ければ対応できません。
DIYできるスイッチ交換工事はない?
電気に携わる工事の大半には電気工事士の資格が必要ですが、DIYで対応できる工事はまったくないのでしょうか。配線に関係する工事になると無資格では対応できないのですが、スイッチパネル(カバー)の交換ならDIYで交換することが可能です。
スイッチのパネルは一般的にプラスチックでできていますが、設置後時間が経過すると、次第にパネルが割れてしまったり手垢による汚れが目立ってきます。パネルだけの交換は配線に影響しないため、ご自身でも対応できます。
同様に、コンセント周りのカバー交換もDIY可能です。汚れが目立ってきたら、電気工事士に依頼をしなくても交換できるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
このほかにも、軽微な工事と呼ばれている電気工事は、電気工事士の資格が無くても対応できます。
スイッチやコンセントのお悩みは電気工事士へ
長年暮らしているとスイッチ交換が必要となったり、コンセントの追加や不具合を経験することも多いでしょう。こうした電気周りのお悩みやトラブルは、ほとんどのケースでDIYにて対応することはできません。
万が一のトラブルを防止するためにも、スイッチ交換をはじめとするお悩みは、電気工事士や電気工事の専門業者にご相談ください。カバー交換などについてもご不安がある場合は無理をせず、専門家におまかせくださいね。
まとめ
この記事では暮らしの中で発生しやすい「スイッチ交換」について、電気工事の視点から詳しく解説を行いました。電気工事は知識はもちろんのこと、経験も必要な工事ばかりです。
安全な遂行にはブレーカーの遮断などの手順もマスターしておく必要があります。ぜひ、ご家庭の中で電気にまつわる悩みが発生したら、お気軽にお問い合わせください。
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