私たちの住まいに欠かせない電気は、「スイッチ」を使ってオン・オフをすることが多いですよね。
実はこのスイッチにはいろいろな種類があり、交換することでさらに暮らしを使いやすく改善することができます。

この記事では電気工事でスイッチ交換をする際のヒントを解説します。ぜひご一読ください。

ライフスタイルに合わせてスイッチ交換を検討しよう

照明や乾燥など、私たちの暮らす住まいにはスイッチの存在が欠かせないですよね。
スイッチをオン・オフするだけで電気が流れてくれるので、住宅の中にある設備の中でも意外と使用頻度が高いものです。

部屋の出入りが多い場合には、ご家族が頻繁に照明のオン・オフを繰り返しているのではないでしょうか。

新築時には統一感を持たせ、壁紙などにマッチするようなスイッチが施工されていることが多いですが、長年使用しているとスイッチのパネルに汚れが目立ったり、ボタンの強度が落ちてしまうこともあります。

また、家族構成の変化や高齢化、ペットとの暮らしなどライフスタイルの変化が生じると、既存のスイッチに使いづらさを感じることも多いでしょう。

そのようなときは、スイッチ交換の電気工事をご検討されることがおすすめです。

スイッチのパネル交換程度はDIYをすることが可能ですが、壁の内側にある配線などに影響する工事は、「電気工事士」による工事が必要となります。

ぜひ、スイッチ交換に関心がおありなら、安心の電気工事におまかせください。

スイッチ交換にも「ユニバーサルデザイン」の波が来ています

みなさんは「ユニバーサルデザイン」という言葉をご存じでしょうか。
1980年代以降に世界的に広まっていった用語の1つなのですが、「普遍的で使いやすいデザイン」という意味がある用語です。

建物や家電製品などにも使われている言葉なのですが、実はスイッチにもユニバーサルデザインの波が来ています。
いろいろな方が迷わず使えるようなデザインをスイッチにも追及する、と考えるとわかりやすいでしょう。

例えば、ミニマムでシンプルなスイッチはかわいらしく、デザイン面では大変優れています。
実際に新築時には小さなスイッチを採用しているご自宅は多いでしょう。

しかし高齢者の方々やお子さまにとっては、小さなスイッチは使いにくいと感じる可能性があります。
大きなパネル式のスイッチなら、手で触れられる範囲が広いため、押し忘れたり消しにくくて悩んだりすることがありません。

スイッチはオン・オフのために存在している以上、その操作性を追究することでどの世代の方も扱いやすくなります。

また、荷物を持って出入りをする玄関や、眠りにつく前に照明をオン・オフしやすくするためには、センサー付きのスイッチやタイマー付きの照明に切り替えをすることも考えられるでしょう。

特にセンサー付きのスイッチなら、快適さは劇的に向上するはずです。

スイッチ交換でデザイン性を高めることもできる

近年はホーローやレトロなスタイルのスイッチも再興してきていることをご存じでしょうか。

元々はパネル式でシンプルなスイッチだった場合も、あえて古めかしいようなデザインのスイッチに交換することで、和室や家具家電に馴染み、デザイン性が高まる可能性があります。

シンプルで機械的な印象が強かったスイッチも電気工事の機会に懐かしいようなスイッチを検討されることもおすすめです。
もちろん、懐かしいのはあくまでもデザインであり、こちらのスタイルにもユニバーサルデザインがあります。

少し磁器製のものを投入してみると、バスルーム付近のクラシカルな雰囲気にピッタリかもしれませんね。
スイッチ交換はインテリアを楽しむ感覚でもご検討ください。

光を生かして暮らしの安全性を高めることもできる

さまざまな種類のスイッチが販売されていますが、そのなかにはスイッチが切れているときにセンサーで反応し、足元を照らしてくれる製品があることもご存じでしょうか。

足元をパッと照らしてくれるスイッチです。
暗闇の中を進もうと思うと、照明を付けたくてもスイッチがどこにあるのかわからず、混乱してしまうことがありますよね。

特にお手洗いに行きたい高齢者の方や、暗闇に苦手意識のあるお子さまにとっては、スイッチがうまく付けられないと不安に陥ります。
そのようなときに足元に自動で光が灯ると、ホッとしますよね。

センサー式の足元を優しい光で照らすスイッチは、通称「ほたるスイッチ」という名称で愛されています。
スイッチを付けていなくても優しい光を活かすことで、転倒も防ぎ安全性を高めることもできます。

特にバリアフリーを検討されている方は、ユニバーサルデザインが考慮された素敵なスイッチに交換されてみてはいかがでしょうか。

なぜスイッチ交換には電気工事が必須なの？

電気工事は私たちの暮らしに欠かせない工事の1つです。既存のスイッチを交換し、便利で使いやすいものへ交換する場合には、電気工事業者にご相談ください。

電気工事業者は今のあなたの暮らしをさらに快適に、さらに便利にする工事を実施しています。

なお、スイッチ交換に関してはネット上に交換の方法などが紹介されていたり、道具類が販売されていたりしますが、電気工事士が行う必要がある工事です。

電気は火災リスクも非常に高いものであり、安易にご自身で工事をされることはおすすめしていません。
また、電気工事を資格なく行ってしまうと法律違反になってしまいます。

ブレーカーを切って挑戦しても、通電したときにトラブルが起きる可能性も高いので、まずはプロにおまかせくださいね。

スイッチ交換で節約効果もアップ！

スイッチ交換をご検討される方の多くは、既存のスイッチに使いにくさを感じているからではないでしょうか。
スイッチに調光ができるものや、自動オフの機能があるものをプラスすると、今よりも節電効果がアップします。

電気代が気になる今、スイッチにも節電効果を求めてみてはいかがでしょうか。
便利な機能プラスすると使いやすくなるだけではなく、嬉しい効果も期待できますよ。

スイッチのさまざまな機能をこの機会に知ってくださいね。

まとめ

今回の記事では電気工事の中でも人気の工事の1つ、「スイッチ交換」について注目してお送りしました。

さまざまなシーンで話題となっているユニバーサルデザインにも考慮されたスイッチが登場しており、交換をするだけで利便性が一気に改善します。

また、おケガやトラブルを防ぐ効果のあるスイッチもあるので、ぜひこの機会に交換工事をご検討くださいね。