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電気設備工事とは|電気工事との違いを分かりやすく解説

電気工事にはいろいろな工事種類がありますが、「電気設備工事」とは一体どのような工事なのでしょうか。
今回の記事では、電気設備工事に注目し、電気工事との違いや必要な資格類などを中心に詳しく解説します。

電気工事に関心がある方、電気工事の資格取得を目指す方はぜひ本記事をご参考ください。

電気設備工事とは一体どのような工事?

私たちの暮らしは電気によって明るく照らされています。家電製品も照明も、学校生活や病院も、いろいろな場所を快適に過ごすためには電気は不可欠な存在です。

では、なぜ私たちは毎日電気を快適に使えるのでしょうか。
電気を安全に、そして快適に使うためには3つの種類の業務があります。

1つは発電です。

火力や原子力などのパワーを使って、まずは電気を作ります。

次に送電です。

電気を建物やインフラなどに使えるようにするためには、発電後に送電を行う必要があります。

最後に3つ目が保安です。

電気は供給後にも安全に使えるように、保安を行う必要があります。
電気はご存じの通り、安全に工事が行われているとはいえ、火災リスクがあるものです。

大型施設で大規模な電気の漏電が起きてしまったらどうなるでしょうか。

火災で多くの人が命を落としてしまう可能性がありますね。
そのため、大型施設などではしっかりと保安業務にあたる専門家も常駐します。

では、電気設備工事はこの3つの業務のどこに該当するものでしょうか。
設備を安全に使用するための工事全般を指すため、電気設備工事は送電分野に該当します。

電気を安全に建物内に引き込んだり、分電盤から必要な室内へと配線を行う工事なども電気設備工事です。
受変電設備の工事や、動力設備に関する工事・点検なども電気設備工事に該当します。

私たちの生活に身近な情報通信関係の工事も電気設備工事の1つとして考えられており、ネットや電話回線などの工事も該当します。

いかがでしょうか、電気設備工事は私たちの生活に非常に身近であるとご理解いただけたでしょうか。

電気工事の1つとしての電気設備工事

電気設備工事は時々電気工事と比較されることがありますが、まず結論から言うと、電気設備工事は電気工事の中の1つとして考えます。

電気工事とは非常に広い意味で使われており、住まいの中の配線工事はもちろんのこと、保安工事や電車関係の電気工事なども該当します。

電気設備に関する工事はその中の1つであり、電気工事士が中心となって作業に従事します。

よく巷で電気工事を受注している会社は〇〇電気設備、等の名称の社名を使っていますが、こうした企業は家庭内やテナントの配線工事、コンセントや照明の工事などを受注している傾向があります。

一方で保安関係の専門業者は、電気保安という名称を社名に使う傾向があります。
作業内容は重複することがあっても、メインの業務としては棲み分けがある印象です。

電気設備工事にはどのような資格が必要?

電気工事や電気設備工事に従事するためには、国家資格が必要なことはご存じでしょうでしょうか。
電気工事に必要な資格とは、「電気工事士」です。

電気工事士には2つの種類があります。
1つは第二種電気工事士、そしてもう1つは第一種電気工事士です。

まずは第二種の取得から始まり、さらにスキルアップを目指して第一種の取得を目指すことが多くなっています。

電気工事士は難関資格とされるものの、取得後は今回解説している電気設備工事に従事することができ、安定した収入を目指すことが可能です。

また、電気工事関連にはその他の資格もあり、重ねて取得していくことで独立開業も視野に入れることができます。
では、どのような資格を取得していくと良いでしょうか。

電気工事を管理する側としてスキルアップするためには、電気工事施工管理技士という資格が必要です。
電気工事施工管理技士とは、簡潔にいえば電気工事の監督役を担う仕事です。

技術責任者として現場を統べる必要があり、安全な現場管理を遂行していく必要があります。

電気工事士は作業者としての仕事、電気工事施工管理技士は監督者としての仕事に分類されるため、独立開業を目指す場合には監督業も担えることがおすすめです。

この資格は1級と2級の名称で分類されており、1級を目指してまずは2級に挑戦することが一般的です。
ただし、2級であっても中小規模の工事であれば、2級でも十分に対応することができます。

賢く資格取得を行い、スキルアップしていきましょう。

電気工事に携わるうえで大切なこととは

電気工事士には多くの国家資格が導入されていますが、民間資格ではなく国家資格であるにはきちんとした理由があります。
その理由は何とっても電気は「危険」だからなのです。

電気工事には十分な知識経験が備わっている必要があり、特に監督関係や保安関係の上級資格は、取得の際に現場経験が必要とされます。では、電気工事であれ、電気設備工事であれ、電気工事全般に携わるためには一体どのようなことが大切とされるでしょうか。

その答えは「手順」です。
電気工事は専門性の高い技術職で、手順をきちんと守って遂行する必要があります。

必要な作業を誤って飛ばしてしまったり、無理やり短縮するような工事を実施すると、ショートを起こしてしまったり作業者が感電してしまったりと、大きなミスが発生する可能性があります。

電気工事分野はベテラン勢が慣れからくる怠慢で、労災事故を起こしたケースも多く、たとえベテランであっても手順を怠らず、慎重に行うことが重要です。

特に施工管理にかかわる監督者は、作業者が怠慢を起こさないように厳重に管理をする必要があります。
また、電気工事は現場によっては仲間との連携も大切です。

高所作業や夜間作業もある電気設備工事においてはチームプレイを守ることが現場の安全な施工に繋がります。
協調性はその他の工事にも言えることですが非常に大切です。

一般家庭の照明やコンセント工事は1人で作業に従事することも多いですが、連携して行う際には現場計画を順守するように心がけましょう。

まとめ

この記事では電気工事と電気設備工事にスポットを当て、資格についても触れながら解説を行いました。
電気工事全般には国家資格が導入されており、1つずつスキルアップを目指して取得することが重要です。

電気工事に関しては安全第一が重要です。安全な施工のためには資格だけではなく、確かな経験を積み重ねることが大切です。

福岡市早良区で電気工事をご検討されている方は、 源電工株式会社にお任せください。

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