ブレーカーの電気工事の概要とは|工事の種類や業者選びを紹介
住まいの中で安全に電気を使用するために、ブレーカーが設置されていることをご存じでしょうか。ブレーカーは電気の使い過ぎで落ちてしまったとき以外、あまり日常の中で意識することがありません。
では、ブレーカーに関係する工事には一体どのようなものがあるでしょうか。この記事では工事種類や業者選びを紹介します。
ブレーカーに関する電気工事とはどのようなもの?
ブレーカーは玄関や勝手口などの周辺に設置されている機器で、分電盤とも呼ばれているものです。
この章ではブレーカーの役割や、ブレーカーに関する電気工事の概要を解説します。
ブレーカーの役割とは
家電製品や照明を稼働させるためには、電気が供給されていなければなりません。建物のなかには電気が各部屋や必要箇所に届くように配線工事がなされており、配線を通して電気が届けられています。
しかし、配線に何かしらのダメージがあって漏電していたり、電気系統に異常があった場合には供給を続けていたら火災になる可能性があります。また、電気トラブルは感電リスクも高まるため、ケガや死亡事故につながることも予想されます。
そのようなときに稼働するのがブレーカーです。ブレーカーは電気の過供給などの異変に気付いたら、早急に供給をストップさせる機器です。
事故やケガを防ぐことが、ブレーカーの大きな役割なのです。
ブレーカーに関する電気工事とは
一般的に、新築時には家電製品や照明を安全使うためにブレーカーがすでに設置されています。では、ブレーカーに関する電気工事には一体どのような種類があるでしょうか。
新規設置以外のブレーカー電気工事は以下のとおりです。
1.ブレーカーの交換工事
ブレーカーは毎日フル稼働しており、経年劣化していきます。一般的に寿命は10年程度保てるとされますが、古くなったブレーカーを使い続けると火災の発生などのトラブルが起きやすくなります。
特に20年以上使っている場合には、劣化が進んでいる可能性が高いため、交換工事が行われています。安全使用のためにも適宜機器の交換は必要です。
2.ブレーカーの増設工事
新しく電気の回路を増やしたい場合には、増設工事が行われています。エアコンの増設時などに行われている工事で、新たに配線が必要となる場合は同時に配線工事も行われます。
増設工事によって新たに稼働できる家電製品が増えますが、一方で電力契約を見直していないと、頻繁にブレーカーが作動する可能性があります。電気を多く使う場合には、電力会社との契約の見直しを検討しましょう。
3.点検工事
ブレーカーが耐用年数を迎えたり、住まい全体の電気設備を確認する場合には点検工事が実施されています。点検工事は配線関係のチェックも行われており、「定期メンテナンス」とも言われています。
電気関係の設備は耐久性に過ぎているものの、いつまでも保てるものではありません。新規設置後10年以上経過したら、住まいの安全点検を実施することがおすすめです。
なお、点検工事はブレーカーの増設工事などの際には、セットで行われています。
ブレーカーの工事はどのようなときに検討する?
日常生活に欠かせない電気ですが、電気を安定して供給するためにはブレーカーの安全が絶対です。しかし、毎日当たり前にブレーカーが稼働していると、どのようなタイミングで工事を検討するべきかわからないものです。
そこで、この章ではブレーカー工事の目安について紹介します。
ブレーカーが上がらなくなったら工事しよう
ブレーカーが落ちてしまい、再び上げようとしても上がらない場合には、以下のようなトラブルが発生しているおそれがあります。
・電圧関連のトラブル
・過電流が要求されて遮断された
・故障
・漏電
いずれの場合であっても、一般の方がトラブルを解析し、ブレーカー工事をすることはできません。特に落ちたブレーカーが再び上がらない場合は漏電の可能性が高いため、早めに電気工事にご依頼ください。
電化製品を触るとピリピリする
ブレーカーは稼働していても、電化製品に触れると静電気のようにピリピリする場合、建物内の配線や機器周辺で漏電が発生している可能性があります。
一度ご自身でブレーカーを落とし、気になるか電子品のコンセントを抜いてください。再度ブレーカー挙げてみても違和感がある場合は、どこかで漏電が発生している可能性があります。
止まった場合は家電周辺にトラブルが起きている可能性が高いため、早急に電気工事のメンテナンスを受けましょう。焦げの匂いが発生している場合は火災リスクがあるため、至急のご依頼がおすすめです。
15年~20年程度は利用している
ブレーカーを問題なく使用していても15年以上毎日使っていると、経年劣化が進行している可能性が高いでしょう。ブレーカーを包んでいる蓋にひび割れがあったり、変色が発生したりと新築時とは違う印象はありませんか。
劣化が進んでいると、漏電や故障につながる可能性が高いのです。15年以上稼働している場合は、早め点検をうけることがおすすめです。
ブレーカー工事は誰に依頼する?業者選びのヒント
電気工事を実施している業者は多くありますが、ブレーカーに関する全般を依頼したい場合には、どのような業者を選ぶべきなのでしょうか。まず、大鉄則としてブレーカー工事には電気工事士資格があることが重要です。
では、どのような業者が工事を実施しているでしょうか。
1.家電量販店
エアコンの設置時などに家電量販電経由でブレーカーの増設工事が行われることがあります。ブレーカー以外にも電気工事を請け負うことがありますが、基本的に家電製品の購入時でなければ工事料金がやや高めです。
2.ハウスメーカーや不動産会社
家を購入・建築した際のメーカーに相談すると、電気工事業者を紹介してくれます。新築工事と同様の業者につながることもありますが、別の場合もあります。
3.電気工事専門業者
お近くなどにある電気工事の専門業者は、さまざまなケースの電気工事に対応しています。ブレーカー以外にも配線工事や照明・コンセントの増設などにも対応しているので、安心しておまかせください。
まとめ
この記事では電気工事の1つ、ブレーカー工事について工事の概要や業者選びについて詳しく解説を行いました。ブレーカーに関する工事は、安心の電気工事におまかせください。
実績や経験豊富な業者にご依頼いただくことで、安心して電気が使用でき、住まいの明かりがパッと華やぎます。
福岡市早良区で電気工事をご検討されている方は、 源電工株式会社にお任せください。
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