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電気工事におけるエアコン取り付けとは?費用相場や作業内容を解説

 

夏や冬の生活を支えてくれるエアコンですが、設置に関しては電気工事が必要であることをご存じでしょうか。

平成21年から施工されている法律では、エアコン取り付けは電気工事分野に該当し、有資格者が携わることが求められています。
この記事では電気工事におけるエアコン工事の費用相場や作業内容を解説します。

エアコンの取り付け作業は電気工事業の分野

日本の夏は激しく蒸し暑く、冬はとても寒いものです。快適な室温を維持して生活をするためには、テナント内のみならず一般家庭においても広くエアコンが導入されています。

かつては一家に一台程度だったエアコンも、現在では一部屋に一台は設置されているほどです。
暮らしを快適にしてくれる便利な家電製品であるエアコンですが、実は取り付けについては電気工事業に登録をしている必要があります。

家電製品の多くは購入後コンセントを差せば安全に稼働するため電気工事は不要ですが、エアコンは異なるのです。

エアコンの取り付けについては使用する際の電圧が600Vを超える場合やコンセントの移設・増設に対応する必要があるため電気工事士が丁寧な作業を実施する必要があります。

新築時にはすでにエアコンの取り付けが完了していることが多いですが、交換が発生した場合にはご自身で取り付けるのではなく電気工事業に依頼をしましょう。

エアコンの取り付けが電気工事業登録の下で行われる必要があるケースは以下のとおりです。

電気工事士が実施するエアコン取り付けの作業内容とは

電気工事士はエアコンの取り付け工事の際には室内機への電源の差込などを整備しています。
エアコンは住まいの天井近くに設置されることが多いですが、コンセントが無い場合には新たなに配線工事を行う必要もあります。

専用の回路を新たに増設することも多く、作業に時間を要するケースも少なくありません。
エアコンにはドレインホースと呼ばれるものもあり、ホースを接続する工事も実施します。

エアコン以外の家電製品よりも複雑な壁の内側に携わる工事を行うため、電気工事士の専門分野なのですね。

エアコンに関する工事でDIYはできないの?

壁の内側の配線などの作業は電気工事士の専門分野に該当するため、一般の方は取り扱うことができないのですが、エアコンに関する工事全般がDIYできないわけではありません。

室外機と室内機の取り付けや、これらの外部機器にカバーを設置する場合などがご自身で対応することができます。
配線工事に関係していないため、自分で行うことができるのです。

しかし、室内機や室外機もエアコン本体に連動しているため、設置に悩んだら電気工事士に一元的な工事をお願いすることがベストです。DIYをすると工事費用が安くなる、と言うこともありません。

DIYによるエアコン取り付けの工事にはトラブルが起きてしまうリスクもあります。
例として、よくあるトラブルを紹介します。

・穴をあける工程を誤ってしまい、壁や柱に無用な傷が残る
エアコン取り付けを行う際には壁や柱に穴を開ける必要があります。

この作業は本来電気工事士が行っているものですが、中にはご自身で挑戦してしまう方もいます。
すると、穴を開ける作業を誤ってしまい、大切な住まいに無用な傷を残してしまう場合があるのです。

特に気を付けるべきは「筋交い」です。
家を支える大事な部分に傷が付いてしまうので、あまりに大きなダメージが発生している場合にはリフォームせざるを得なくなってしまいます。

慎重に対応を行わないとエアコン耐震にも影響してしまうので注意しましょう。

・電圧のミス
普段家電製品を使っている際にはあまり深く注意をしていない可能性があるのですが、コンセントや家電製品の本体にはそれぞれ指定された電圧があることをご存じでしょうか。

エアコン設置予定のコンセントがあらかじめ住まいに付けられている場合には、コンセントにマッチするエアコンを購入しないと電圧がミスマッチとなり、故障してしまう可能性があります。

せっかく買ったエアコンがいきなり使えない、壊れる、と言った不測の事態を招くことがあるのです。
電圧ミスを避けるためにも電気工事はプロに依頼をすることがおすすめです。

電圧のミスにともないコンセントの設置や修理が必要となった場合もご自身では行えません。

電気工事でエアコン取り付けを依頼すると、費用はどのぐらい?

安全性を確保して確実にエアコン取り付けを行う場合には、電気工事業者へご依頼されることがおすすめです。
では、電気工事業者がエアコンの取り付けを行う場合は、費用がどのぐらい必要となるのでしょうか。

エアコン工事の取り付けにおける一般的な費用は、エアコンのサイズや業者にも寄りますが、1万前後の費用が相場です。
近年は1万円を切ることも多いですが、部屋のサイズやエアコンの構造などにも影響されます。

この費用は設置工事のみの費用で、エアコン本体の費用とは異なります。
エアコン取り付けに関しては下記のようなケースでは費用が高くなることがあります。

配管の貫通に特殊な工程が発生する場合

エアコンの工事には配管を通す工程があります。
この際に外壁の素材などによっては貫通させるために特殊な工具を用いる必要があります。

また、壁に相当数の厚みがあり、工程に時間を要する場合も設置工事の費用が高くなる傾向があります。
追加料金については各社異なるので事前に見積もりの段階でしっかりと確認するようにしましょう。

室外機を置けない

エアコンには室外機の設置が必要ですが、家の構造上や建物の敷地の関係で室外機を置けないケースもあります。
この場合、強力な方法で室外機を吊るす施工が必要です。室外機対策にも別途追加費用が発生します。

マンションやアパートのように室外機をまとめて設置する構造の場合にも工事の追加費用が発生する場合があるので注意しましょう。
集合住宅の場合、追加でエアコン設置を行う場合には、事前に管理組合やオーナー側の許可が必要です。

エアコン取り付け工事における注意点とは

エアコンの取り付けを安全に遂行するためには、基本的に電気工事業者におまかせをすることがおすすめです。
工事の依頼における注意点とは業者選びが重要です。

価格だけでアピールしている設置業者の場合、細やかな追加費用を請求し、結果としてその他の業者よりも施工費用が高くなる可能性があります。

工事を実施する前に複数の業者に見積もりを依頼し、安全な業者選びを行いましょう。

まとめ

この記事では電気工事の一環として行われるエアコン取り付けについて、さまざまな視点から詳しく解説を行いました。
エアコン工事は一見簡単そうな家電の設置に見えますが、実は工事内容は複雑です。

室外機の設置などはご自身で行うこともできますが、トラブルも多くなりがちです。
快適なエアコンライフを実現するためにも、是非プロにご依頼ください。

福岡市早良区で電気工事をご検討されている方は、 源電工株式会社にお任せください。

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